表面意識と潜在意識

表面意識と潜在意識

人の心には、表面意識(顕在意識)と潜在意識(無意識)のふたつがあります。
表面意識は、自分でそれとわかる意識のことで、理性的であり、ものごとを批判的に考えたり、客観的に評価したり、推論したりする、頭で考える心の働きです。
潜在意識は、本人が認識できない、自分でも気付かない、隠された無意識の部分です。
人間の本能的欲求や、感情、幼児期に形成された性格などは、潜在意識の領域に属しています。
また、潜在意識は記憶の宝庫とも言われ、生まれてから味わった感情や記憶などは、潜在意識に蓄積されており、完全に忘れ去られたわけではないこともわかっています。
表面意識は、成長とともに徐々に育って大きくなっていき、成人するころに完成します。
生まれたばかりの赤ちゃんには、表面意識はまだなく、本能やナマの感情がむき出しになっている、つまり潜在意識がほぼ100%に近い状態です。
ただ、大人になっても、人の意識全体を100とすると、表面意識が10に対して潜在意識は90の力があると言われており、潜在意識が人の心の大部分を占めています。
普段私たちの心は表面意識に覆われていますが、その奥には巨大な潜在意識が隠されているのです。

潜在意識が表面意識より強いことは、神経症の人を見るとよくわかります。
例えば、乗り物恐怖症の人は、頭では電車やバスを怖がる必要はないと思っていても、潜在意識の中に乗り物に対する強い恐れや不安が刷り込まれているため、電車やバスに乗ることができません。
また、心気症の人は、病院でいくら検査をしても、身体の異常は見つからないのに、自分は病気だと思いこみ、実際本人は色々な症状を感じているのです。
潜在意識は自律神経とつながっています。
自分は悪い病気かもしれないという潜在意識の強い不安が、自律神経に影響を与えて、不定愁訴が現れるのでしょう。
自分は病気ではないと頭で考えても、表面意識では自律神経をコントロールすることはできませんが、潜在意識には簡単に影響を受けてしまうのです。

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