自律神経失調症と心神症の違い

自律神経失調症と心神症の違い

日本心身医学会では、心身症を「身体疾患の中で、その発症や経過に、心理・社会的因子が密接に関与し、器質的病変、ないし機能的障害が認められる病態を持つ身体疾患をいう。ただし、神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外する」を定義しています。
簡単に言えば、精神的なことが背景にあって、それが体の症状や病変として現れるのが心身症です。
例えば胃潰瘍、十二支腸潰瘍、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、円形脱毛症といった病気は、多くがその発症にストレスなど精神的な問題が関与しているので心身症の一種です。
要するに、身体病の形成にストレスが関与した病態はすべて心身症なのです。

心身症の定義にあるように、心身症には「器質的病変」と「機能的(機能性)障害」の2種類があり、上にあげた病気は器質的病変としての心身症と言えます。
器質的病変とは、検査などで器質的な異常所見、つまり病巣がはっきりと認められる病変です。
それに対し、機能性障害とは、検査しても器質的な病変が認められない、つまり症状を訴えてはいるが検査をしても器質的な異常が見つからないものをいいます。
心身症の中では、過敏性腸症候群や過換気症候群などが機能性障害の仲間です。
自律神経失調症も実はこの機能性障害による心身症の仲間です。
機能性障害による心身症は、過敏性腸症候群のように症状が特定の器官に現れるものと、様々な症状が全身に現れるタイプがあり、自律神経失調症(心身症型自律神経失調症)はこのタイプに分類されているのです(神経症型自律神経失調症と抑うつ型自律神経失調症は、心身症よりも次の神経症に近いです)。

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